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8/28.8/29 第10回エンディング産業展 見て来ました【ペット葬祭・供養編】

葬儀、埋葬、供養、相続など、終活産業に特化した日本最大の専門展です。

2024年8月28日から29日まで東京ビッグサイトで開催されました。

どんな展示があるのか、8月29日に見に行ってて来ました。

今回は、ペット葬祭・供養で目立った展示をご紹介します。

高齢者とペットの需要:喜びと課題

高齢者の間でペットを飼うことの需要が高まっているのは、孤独感の軽減、活動の促進、精神的な支えとなることからです。

ペットは高齢者に日々の喜びを提供し、心理的な安定感をもたらします。

課題

しかし、高齢者がペットを飼うことにはいくつかの課題が伴います。

  1. 健康と運動能力の問題

    • 高齢者は体力や健康状態が変わることがあり、ペットの日常的な世話が難しくなる場合があります。
  2. 経済的制約

    • 定年退職後の収入減少により、ペットの飼育費用が負担になることがあります。
  3. ペットの寿命

    • ペットが先に亡くなった場合の精神的な影響や、自身が亡くなった後のペットの行方に対する懸念もあります。

ペットの葬儀と供養

ペットの死後の扱いに対する意識が高まり、ペットの葬儀や供養に対する需要が増えています。

これはペットを家族の一員と見なす観点が強まっているためです。

最近の傾向

  1. ペット葬儀の専門化

    • ペット専用の葬儀社や斎場が設けられ、個別の葬儀プランや供養の方法が提供されています。
  2. 多様な供養の形態

    • 伝統的な埋葬のほか、火葬後の遺骨を利用した記念品作りや、遺骨を特定の場所に散骨するサービスが人気です。
  3. オンライン供養

    • オンラインでの追悼式や、デジタル供養碑の設置が行われるようになり、遠方に住む家族も参加できるようになりました。

背景

  • ペットブームの影響
    • 2000年代以降、ペットを飼う家庭が増え、それに伴いペットの終生ケアへの意識が高まっています。
  • 社会の価値観の変化
    • ペットへの感情的な依存度が高まり、それに伴い、ペットの死をきちんと悼む文化が根付いてきています。

まとめ

高齢者とペットの関係は多くの喜びを提供しますが、いくつかの課題も存在します。

ペットの葬儀と供養サービスの発展は、これらの家庭に対する心強い支援となり、ペットとの別れを尊重し、敬う文化が育っています。

これらのサービスは、ペットと人との絆を称え、永続させる手段として今後も重要性を増していくでしょう。


私は現在ペットは飼っていませんが、いずれ飼いたいと考えています。

また、友人や兄弟がペットを飼っており、家族同然の暮らをしているのを目の当たりにしています。

今回は、ペットが先に亡くなった場合の出展でした。それなりの供養をしたいと考えるのは当然増加するでしょう。

葬儀や供養も気になりますが、ほかにも気になるのは、ペットが後に残された場合どうなるか?

飼ってくれる方が居ればいいですが・・・そうとは限りません。

ペットが残された場合のサービスは後日記事にしたいと思います。